相談支援センター長挨拶

健やかに ともに 生きる

国立病院機構長崎医療センター 八橋 弘
肝疾患相談支援センター長
八橋 弘

国立病院機構長崎医療センターの肝疾患相談支援センターのホームページにアクセス頂き有難うございます。肝疾患患者さんが知りたいこと、相談したいこと、困っていることなどをサポートする為に、長崎医療センターでは肝疾患相談支援センターを設置しています。

現在、都道府県ごとに肝疾患診療連携拠点病院が指定されています。肝疾患診療連携拠点病院のおこなうべき仕事のひとつとして、(医療従事者や地域住民を対象とした研修会や講演会の開催や肝疾患に関する相談支援に関する業務)があります。長崎医療センターは平成19年8月1日、全国の拠点病院の中で最も早く指定を受けることができました。その日以後、患者さんから寄せられる相談に対して、より積極的に対処してまいりました。

私は、厚生労働省の研究班の中で、肝疾患患者さんを対象として、病気のことや仕事や家庭内の生活環境に関する調査をおこなったことがあります。約6000人の肝疾患患者さんにアンケート調査にご協力いただきました。そのアンケートを詳細に分析した結果、肝疾患患者さんが悩まれている内容には、病気のことだけでなく、家庭や仕事場での病気に対する偏見や誤解によるものが少なくないことを見出しました。患者さんが生活されている中で、その周囲の方々が正しく肝臓病のことを理解されれば、患者さんの悩みの多くは軽減されるのではないかと考えています。

このホームページの冒頭の言葉、私からのメッセージは、(健やかにともに生きる)としました。(健やかに)は、病気や体に関する悩み事だけでなく心の悩みも軽減されて心身ともに健やかに、という意味です。心の悩みを小さくするために、この相談支援センターを活用していただきたいと思っています。(ともに生きる)は、患者さんひとりが生きてゆくのではなく、御家族や友人の方々とともに、また、私たち医療従事者もあなたのそばにいます、というメッセージを込めています。私たちも患者さんとともに歩んでゆきたいと思っています。

国立病院機構長崎医療センター 八橋 弘